冒険中に荷物がいっぱいで困ったことはありませんか?そんな時に大活躍するのが「エンダーチェスト」です。ただ、作り方が少し複雑だったり、特殊な素材が必要だったりと、初心者の方にはハードルが高く感じられるかもしれません。
この記事では、エンダーチェストの基本的な仕組みや通常のチェストとの違いから、必要な素材の集め方、作り方、便利な使い方、さらには注意点や回収方法までを、わかりやすく丁寧に解説しています。
読み進めることで、クラフトの手順や冒険での活用法、エンドシティでの入手チャンスまでしっかり把握できる内容になっています。エンダーチェストをマスターして、もっと快適にマイクラを楽しみましょう!
- 1. エンダーチェストとは何か?
- 2. エンダーチェストの作り方【基本編】
- 3. エンダーチェストの作り方【応用編】
- 4. エンダーチェストの使い方【活用術】
- 5. エンダーチェストの回収方法と注意点
- 6. よくある質問(FAQ)
- 7. まとめ:エンダーチェストはサバイバル生活の革命アイテム!
1. エンダーチェストとは何か?
エンダーチェストとは、マインクラフトに登場する特別なチェストで、どこに設置しても中身が共有される非常に便利なアイテムです。通常のチェストと同様にアイテムを収納できますが、その性質はまったく異なります。一度入れたアイテムは、他の場所に置いたエンダーチェストからも取り出せるため、長距離移動が多い冒険プレイヤーにとっては大きなメリットがあります。例えば、拠点に置いたエンダーチェストに予備の食料やツールを入れておけば、遠征先で別のエンダーチェストを設置することで、それらを簡単に取り出すことができます。
また、エンダーチェストの内部はプレイヤーごとに個別で管理されているため、マルチプレイ時にも安心して使えるのも特徴です。ほかのプレイヤーが同じチェストを開いても中身は共有されないため、貴重品を安全に保管したいときにも重宝します。
1-1. 通常のチェストとの違い
一番の違いは「中身がリンクしているかどうか」です。通常のチェストは、その場所に設置されたチェストにのみアクセスでき、中に入れたアイテムはその場でしか取り出せません。一方、エンダーチェストはプレイヤーが設置したすべてのエンダーチェストと中身がつながっており、どこでもアクセスできます。
また、通常のチェストは2つ並べるとラージチェストになりますが、エンダーチェストは並べてもサイズが変わりません。そして、通常のチェストは破壊するとそのまま回収できますが、エンダーチェストは「シルクタッチ」のエンチャントが付いたツルハシでないと壊した際に消えてしまうという違いもあります。
1-2. なぜ便利?どんな場面で活躍する?
エンダーチェストの最大の魅力は、どこにいても同じアイテムにアクセスできることです。たとえば、ネザーやエンドといった危険地帯に遠征する際、持ち物がいっぱいになることがありますよね。そんな時、余分なアイテムを一時的に預けたり、拠点に置いておいたツールを現地で取り出したりできるため、冒険がぐっと快適になります。
さらに、わざとプレイヤーが「死亡→リスポーン」することで、持ち物をエンダーチェストに預けておけば回収の手間も省けます。ただし、経験値は失ってしまうので注意が必要です。また、消耗品や替えの防具、食料などを常に入れておくと、いざというときに非常に役立ちます。
このように、エンダーチェストはサバイバル生活や冒険の効率を飛躍的に高める「持ち運べるセーフボックス」と言える存在です。初心者から上級者まで、どんなプレイヤーにとっても一つは持っておきたいアイテムだと言えるでしょう。
2. エンダーチェストの作り方【基本編】
エンダーチェストは非常に便利なアイテムですが、クラフトには少し手間がかかります。というのも、必要な素材が入手しづらく、準備に時間がかかるからです。ただし、素材の場所や集め方を知っておけば、しっかりと準備して確実に作成することができます。ここでは、まず必要な材料、そしてそれぞれの集め方、最後にクラフト手順までを順を追って詳しく解説していきます。
2-1. 必要な材料一覧(黒曜石×8、エンダーアイ×1)
エンダーチェストをクラフトするには、以下の2種類の素材が必要です。
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黒曜石 ×8個
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エンダーアイ ×1個
クラフト画面の中心にエンダーアイを1個配置し、その周囲をぐるっと黒曜石で囲むことでエンダーチェストが完成します。この素材の組み合わせは固定なので、準備の際は必ず数を間違えないようにしましょう。
2-2. 黒曜石の入手方法と採掘のコツ
黒曜石は、水と溶岩が接触したときに生成されるブロックです。特に溶岩の上に水を流すことで簡単に作り出せます。ですが、採掘するにはダイヤモンドのツルハシ以上のツールが必要で、それ以外では破壊できてもアイテムとしてドロップしません。
採掘には少し時間がかかるので、耐久力の高いツルハシや「効率強化」のエンチャントをつけておくと便利です。また、地下の溶岩湖やネザーゲート周辺は黒曜石を集めやすいスポットです。最低でも8個必要になりますが、予備も含めて10個以上集めておくと後々安心です。
2-3. エンダーアイの作り方(エンダーパール+ブレイズパウダー)
エンダーアイはクラフトで作成します。必要な素材は以下の2つです。
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エンダーパール ×1個
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ブレイズパウダー ×1個
まず、エンダーパールは「エンダーマン」を倒すことで入手可能です。ただし、エンダーマンは足が速く、攻撃力も高いため戦闘には注意が必要です。また、ドロップ率もそれほど高くないので、複数回挑戦することを覚悟しておくとよいでしょう。
次にブレイズパウダーは、「ネザー要塞」に出現する「ブレイズ」を倒して手に入る「ブレイズロッド」をクラフトして作成します。ブレイズ自体が空中に浮いて火の玉を撃ってくるため、遠距離武器や耐火ポーションがあると戦いやすくなります。ネザー要塞に行くにはネザーゲートの作成が必要なので、事前に十分な装備と準備をして挑むのがベストです。
2-4. クラフト手順を画像付きで解説
実際のクラフトは、作業台を開いて中心にエンダーアイを1個、その周囲8マスに黒曜石を並べるだけで完成します。
黒 黒 黒
黒 目 黒
黒 黒 黒
(※「黒」は黒曜石、「目」はエンダーアイ)
この配置を守れば、どの順番で置いてもエンダーチェストを作ることができます。見た目は通常のチェストと異なり、黒くて紫のエフェクトがついた見た目が特徴です。クラフトが完了したら、ぜひ自分の拠点や旅先に設置して、アイテム整理や持ち運びに活用してみてくださいね。
3. エンダーチェストの作り方【応用編】
エンダーチェストは基本的にクラフトで作成するものですが、実は自然生成されているものを見つけて回収する方法もあります。特に「エンドシティ」に足を運べるようになった中級〜上級プレイヤーにとっては、素材を集めなくても現物を入手できる貴重なチャンスです。
3-1. エンドシティでの自然生成とその探し方
エンダーチェストは「エンドシティ」という構造物の中に、自然生成されることがあります。エンドシティは「ジ・エンド」内に存在しているため、エンダードラゴンを倒した後の探索で見つけることができます。
エンドシティ内では、エンダーチェストが額縁付きのアイテムやチェストと一緒に生成されることが多く、貴重な戦利品を回収できるスポットでもあります。ただし、自然生成されたエンダーチェストをそのまま回収するには、シルクタッチ付きのツルハシが必須です。もし普通のツルハシで壊してしまうと、エンダーチェストは壊れて「黒曜石×8」になってしまうので注意しましょう。
エンドシティを見つけるのはやや難易度が高いですが、その分見つけた時の喜びや戦利品の価値は非常に高く、探索のしがいがあります。
3-2. エンドシティへ行くための準備とコマンド
エンドシティへ行くには、まず「ジ・エンド」に到達し、エンダードラゴンを討伐する必要があります。ドラゴンを倒すと、近くに小さな浮遊ポータルのような「エンドゲートウェイ」が出現します。このゲートにエンダーパールを投げ込むことで、エンドの外縁部へワープできます。
そこからは、広大なエンドの地形を探索してエンドシティを見つけていく流れになります。徒歩では非常に時間がかかるため、エリトラやブロックを使って橋をかけるなどの工夫が必要です。
また、クリエイティブモードやコマンドを使える環境であれば、以下のコマンドを使うことでエンドシティの座標を確認できます(統合版では仕様が異なることがあります):
/locate structure end_city
このコマンドを使うと、現在地から一番近いエンドシティの座標が表示され、スムーズに探索できるようになります。ただし、サバイバルプレイを楽しみたい方は、あえて自力で探すことでより一層達成感を味わえますよ。
4. エンダーチェストの使い方【活用術】
作るのも大変、でもその分使い方次第で大きな恩恵を得られるのがエンダーチェストです。ここでは拠点から冒険中、そして緊急時のリスク対策まで、実践的な活用法をご紹介します。
4-1. 拠点に設置して倉庫化
最も基本的で効果的な使い方は、拠点にエンダーチェストを常設することです。消耗品や予備のツール、食料などを入れておけば、遠征中に別のエンダーチェストからいつでも取り出せるようになります。
また、マルチプレイ時にも便利で、中身はプレイヤーごとに個別に管理されているため、他人に中身を見られることはありません。貴重なアイテムを安全に保管する「セーフ倉庫」としても非常に優秀です。
4-2. 遠征や冒険時に持ち歩く方法と戦略
遠く離れた場所での冒険中に荷物がいっぱいになったとき、エンダーチェストがあれば大幅に問題が軽減されます。例えば、長旅の途中でアイテムが持ちきれなくなった場合でも、チェストを設置すればその場でアイテムを預けることができます。
ポイントは、「シルクタッチ付きツルハシ」と一緒に持ち運ぶこと。これがあれば、設置したエンダーチェストを再度回収して別の場所でも使い回せます。また、シュルカーボックスを中に入れておけば、さらに収納容量が増えるため、大量の戦利品も効率よく管理できます。
4-3. 「死んで戻る」テクニックの注意点
一部のプレイヤーが実践している裏技的な使い方に、「エンダーチェストに持ち物を預けてからわざと死ぬ」という方法があります。これにより、リスポーン地点に戻ったあとでも、預けたアイテムをすぐに取り出せるため、長距離移動の手間を省くことができます。
ただし、この方法にはデメリットもあります。死亡時に経験値をすべて失うため、エンチャント作業やレベル管理をしている最中は使わない方が無難です。また、リスポーン地点にエンダーチェストが設置されていないと意味がないため、事前の準備も重要になります。
このように、エンダーチェストはただのアイテム保管箱ではなく、「戦略的なアイテム管理ツール」として使えるのが魅力です。持ち方次第でサバイバル生活の快適さが格段に変わりますよ。
5. エンダーチェストの回収方法と注意点
エンダーチェストは設置して使うアイテムですが、クラフトに手間がかかるだけに、一度作ったものを安全に持ち運びたいという方も多いはずです。しかし、普通のチェストと違い、回収の仕方を間違えると大切なエンダーチェストが消えてしまう可能性があります。ここでは、確実に回収するために必要な条件や、うっかりやってしまいがちな失敗例について詳しくご紹介します。
5-1. シルクタッチ付きツルハシが必須な理由
エンダーチェストを回収する際、「シルクタッチ」のエンチャントが付いたツルハシが絶対に必要になります。これはダイヤモンドツルハシでもネザライトツルハシでも問題ありませんが、重要なのは「シルクタッチ」がついていることです。
なぜかというと、シルクタッチなしで壊してしまうと、エンダーチェスト本体はドロップせず、「黒曜石×8個」だけになってしまうからです。つまり、素材としては一部回収できても、再びエンダーアイを用意してクラフトし直す必要があり、かなりの手間と時間がかかってしまいます。
シルクタッチ付きのツルハシであれば、設置したエンダーチェストをそのままの形で回収できるので、何度も作り直す必要がなくなります。冒険先に持ち歩きたいときや、拠点の模様替えをしたいときにも、シルクタッチは必須の装備と言えるでしょう。
5-2. 間違った回収で素材化する危険性
意外と多い失敗が、「手持ちのツルハシでそのまま壊してしまう」ケースです。たとえば、鉄のツルハシやシルクタッチの付いていないダイヤのツルハシで壊すと、エンダーチェストは破壊されてしまい、黒曜石だけが8個ドロップします。しかも、必要だったエンダーアイは戻ってこないため、結果として大切なアイテムを失ってしまうことに。
また、「素手や斧などで壊してしまう」場合は、黒曜石すら回収できず完全にロストする恐れもあります。エンダーチェストはクラフトにエンダーパールやブレイズパウダーといった貴重な素材を使うため、安易に破壊してしまうのは非常にもったいないです。
そのため、エンダーチェストを移動させたいときは必ず「シルクタッチ付きのツルハシを用意してから」作業するようにしましょう。安全かつ確実に回収することで、大切なアイテム管理の基盤をしっかりと守ることができます。
6. よくある質問(FAQ)
エンダーチェストはとても便利な反面、その仕組みが特殊で、初めて使う方にはわかりにくい点も多いです。ここでは、よくある疑問にお答えする形で、知っておくと安心な情報をまとめました。
6-1. エンダーチェストは何個でも置いていい?
はい、エンダーチェストは何個でも設置可能です。設置数に制限はなく、好きな場所にいくつでも置けます。ただし、すべてのエンダーチェストの中身はプレイヤーごとに共通です。つまり、何個設置してもアクセスできるアイテムは同じなので、「どこにいても同じ中身が使える」というのが最大の利点になります。
たとえば、拠点に1個、ネザーに1個、冒険先にも1個といった形で複数設置しておけば、どこからでも同じアイテムにアクセスできるため非常に便利です。ただし、持ち運びには「シルクタッチ付きのツルハシ」が必要なので、無闇に壊してしまわないようご注意ください。
6-2. 他の人と中身は共有できるの?
エンダーチェストの中身はプレイヤーごとに完全に分かれています。そのため、マルチプレイでも中身を他のプレイヤーと共有することはできません。仮に同じ場所に同じエンダーチェストを複数人が設置しても、開いたときに見える内容はそれぞれのプレイヤー専用のものになります。
これにより、貴重品の保管場所として非常に安全であり、PvPサーバーやフレンドとの共遊時にも安心して使うことができます。中身を共有したい場合は通常のチェストを使用し、エンダーチェストはあくまで個人用として使い分けるのがおすすめです。
6-3. ネザーやエンドでも使える?
はい、エンダーチェストはネザーでもエンドでも使えます。このアイテムの最大の魅力のひとつが、ディメンション(次元)を問わず機能するという点です。たとえば、拠点にあるエンダーチェストにツールや食料を入れておけば、ネザーの奥地やエンドの探索中でも、別のエンダーチェストから同じアイテムを取り出すことができます。
この特性を活かせば、冒険中に荷物がいっぱいになったときも安心ですし、帰還時のリスクも大きく軽減できます。ただし、エンダーチェストの設置には事前準備が必要ですし、シルクタッチなしでは回収できないため、ネザーやエンドに向かう前には装備をしっかり整えておきましょう。
7. まとめ:エンダーチェストはサバイバル生活の革命アイテム!
エンダーチェストは、その特殊な機能と高い利便性から、サバイバル生活を大きく変えてくれる画期的なアイテムです。遠出の際の持ち物管理、マルチプレイでのセキュリティ確保、ネザーやエンドといった異世界での補給など、使い方次第でプレイの快適さが格段に向上します。
作成には「黒曜石×8」と「エンダーアイ×1」が必要で、どちらもやや手間のかかる素材ですが、それに見合う価値があることは間違いありません。また、回収には「シルクタッチ」が必要という特性もあり、取り扱いには注意が必要です。
クラフトだけでなく、自然生成のチャンスや活用術までマスターすることで、エンダーチェストを真の意味で使いこなせるようになります。ぜひこの記事を参考に、あなただけの便利な使い方を見つけてみてください。エンダーチェストは、冒険と生活の両面で、あなたのマインクラフトライフを支えてくれる心強い味方になります。