「ネザーゲートの距離ってどう計算すればいいの?」
「狙った場所に出ないのはなぜ?」
マインクラフトでネザーゲートを使って遠くの拠点に一気に移動したい!…と思ったのに、なぜか違う場所に出てしまったり、思わぬゲートに繋がってしまった経験はありませんか?
この記事では、ネザーとオーバーワールドの距離関係(1:8ルール)や、正しい距離計算方法、さらに「ゲートの干渉を防ぐためには最低どれだけ離すべきか」といった具体的なポイントをわかりやすく解説します。
さらに、よくある混線トラブルの原因や、正しくリンクさせるコツ、効率的なゲート活用術まで詳しくご紹介。
この記事を読めば、もうネザーゲートの距離問題で迷うことはありません!
- 1. ネザーゲートとは?初心者向けに仕組みを解説
- 2. 【基本】ネザーゲートの距離計算ルール
- 3. ネザーゲートが干渉しない距離の目安
- 4. 【よくある失敗例】思った場所に出ない理由と対策
- 5. 効率よくネザーゲートを使って移動するテクニック
- 6. 【まとめ】ネザーゲート距離計算・干渉対策のポイント一覧
1. ネザーゲートとは?初心者向けに仕組みを解説
1-1. ネザーとオーバーワールドの関係
マインクラフトには「オーバーワールド」と「ネザー」という2つの異なる世界があります。
オーバーワールドは、普段私たちが冒険している森や山、海など自然が広がる通常世界です。
一方でネザーは、薄暗く不穏な雰囲気が漂う暗黒の世界。広がるマグマ、ガストなどの危険なモブ、そして複雑な地形が特徴です。
この2つの世界は地形もモンスターも大きく違いますが、実は「座標」という形でしっかりリンクしています。
プレイヤーがオーバーワールドで設定した座標位置は、ネザー側にも対応した座標として存在し、ネザーゲートを使えばこの二つの世界を瞬時に行き来することができます。
そのため、遠くの拠点に移動したり、資材輸送の効率化をしたりする際に、ネザーゲートの距離感は非常に重要な意味を持ってくるんです。
1-2. ネザーゲートの作り方(黒曜石10個と火打石が必要)
ネザーゲートを作るためには、主に次の2つの素材が必要です。
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黒曜石×10個以上
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火打石と打ち金
黒曜石は、溶岩源に水をかけることで作ることができます。ダイヤのツルハシでしか採掘できないため、序盤では少し準備が必要かもしれません。
ゲートの最小サイズは「縦5ブロック×横4ブロック」の枠で、必要な黒曜石は最低10個です。(角を省略することで材料を節約できます)
枠が完成したら、「火打石と打ち金」でゲートの内側に火をつければネザーゲートが起動!
紫色の空間が現れ、そこを通ればネザーに移動できます。
これでネザーへの入り口が完成しますが…実はこの後の「距離設定」がとても大事になってくるんです。
1-3. なぜネザーゲートの距離が重要なのか?
ネザーゲートを作ってワクワクしながら飛び込んだのに、「想定外の場所に出てしまった…」そんな経験はありませんか?
この原因は「ネザーゲート同士の距離設定」にあります。
マイクラでは、ネザーとオーバーワールドの座標が「1:8の比率」でリンクされています。
具体的には、ネザーで1ブロック移動すると、オーバーワールドでは8ブロック分の距離が移動したことになるというルールです。
例えば、ネザーで座標が(X=8, Z=8)の場所にゲートを作ると、オーバーワールドでは(X=64, Z=64)付近にリンクされます。
この座標の計算を理解せずにゲートを設置してしまうと、同じネザーゲートに繋がったり、思ってもいない場所にゲートが生成されてしまったりするんです。
さらに、ネザーゲートが近すぎると「混線」と呼ばれるトラブルも発生します。これにより、オーバーワールドで作ったはずのゲートが、別のネザーゲートとリンクしてしまうことも…。
このように、ネザーゲートの「距離」と「座標計算」は、マイクラでの快適な移動や拠点運営に欠かせない重要ポイントです。
次章では、そんな距離計算の具体的な方法を詳しくご紹介していきます!
2. 【基本】ネザーゲートの距離計算ルール
2-1. 1ブロックが8ブロックになる「1:8ルール」とは?
マイクラでネザーゲートを活用する上で、絶対に知っておきたいのが「1:8ルール」です。
これは、ネザーとオーバーワールド間での距離変換の比率が1:8であるというルールのことを指します。
具体的には、ネザーで1ブロック移動すると、オーバーワールドでは8ブロック分移動したことになるという仕組みです。
逆に言えば、オーバーワールド側で8ブロック移動すれば、ネザーでは1ブロック分の移動になるということですね。
この仕様のおかげで、ネザーを使えばオーバーワールドでの長距離移動がものすごく短縮できます。
例えば数千ブロック離れた場所への移動も、ネザー経由ならあっという間です。
ただし、距離計算を間違えると、狙った座標にゲートが出現しないこともあるので注意が必要です。
2-2. オーバーワールド→ネザー側の距離計算例
それでは、実際にオーバーワールド側からネザーへの距離を計算する場合の例をご紹介します。
たとえば、オーバーワールドでX=640、Z=128の場所にゲートを設置したとします。
この場合、ネザー側で対応する座標は次のように計算します。
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X座標:640 ÷ 8 = 80
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Z座標:128 ÷ 8 = 16
つまり、ネザーでは X=80、Z=16付近 にゲートがリンクされることになります。
ただし、ここで注意したいのが「小数点以下の扱い」です。
マイクラでは、正の座標なら小数点以下は切り捨て、負の座標の場合は切り上げというルールで計算されます。
例えば、X座標が650なら、650÷8=81.25なので、X=81地点にリンクされるイメージです。(正の場合は81が最終値)
また、ネザー側に地形的な問題がある場合は、近い位置にゲートが自動生成される場合もあるので、完全にピンポイントとは限らない点も覚えておきましょう。
2-3. ネザー→オーバーワールド側の距離計算例
逆に、ネザー側からオーバーワールド側への距離計算も同じ原理で行います。
こちらは「ネザー側座標×8」でオーバーワールド側のリンク先を予測します。
例えば、ネザーでX=50、Z=25の場所にゲートを作る場合、オーバーワールドで対応する座標は以下の通りです。
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X座標:50 × 8 = 400
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Z座標:25 × 8 = 200
つまり、オーバーワールドの X=400、Z=200付近 にリンクされます。
こちらも、地形条件によっては少しズレた位置にゲートが出現することがあります。
特にオーバーワールド側が海だったり洞窟だったりすると、近くの安全な場所に自動で調整される場合もあるので、事前に地形確認をしておくと安心です。
2-4. Y座標はどうなる? 高さの扱い方
最後に気になるのが「Y座標(高さ)」についてです。
実は、ネザーゲートによるワールド間移動でY座標は距離計算の対象にはなりません。
ネザーとオーバーワールド間でリンクする際、基本的には「ネザーゲートのY座標そのまま」で変換されます。
例えば、オーバーワールドでY=70の場所にゲートを作った場合、ネザー側のゲートもだいたいY=70付近に設置されることが多いです。
ただしこちらも、周囲に空間がなかったり、地形条件が悪い場合は少しズレることがあります。
重要なのは、距離計算で影響するのはX軸とZ軸だけという点です。
Y軸はリンク先の周辺地形によって柔軟に配置されるので、「高さはあくまで目安」と考えておくと良いでしょう。
このY座標の特性を理解しておけば、ネザーゲートの設置ミスによる高さズレのトラブルも防ぎやすくなりますよ!
3. ネザーゲートが干渉しない距離の目安
3-1. 混線が起きる原因は?
ネザーゲートを設置していると、「違うゲートに出てしまった…」という経験をされた方も多いのではないでしょうか?
この現象はマイクラ界隈でよく「混線」と呼ばれています。
例えば、オーバーワールド側に「ゲートA」と「ゲートB」をそれぞれ設置して、ネザー側にも「ゲートA’」と「ゲートB’」ができることを期待していたとします。
しかし実際には、どちらのゲートを使ってもネザー側の同じゲートA’にしか繋がらない…ということが起きるのがこの混線問題です。
この原因はズバリ、ゲート間の距離が近すぎることにあります。
マイクラの仕様上、ネザーゲートを通ると、対応する座標付近で最も近い既存のネザーゲートにリンクされる仕組みになっています。
そのため、十分に距離が確保できていない場合、システム側が「すでにある近いゲートに接続しよう」としてしまい、混線が発生するわけです。
3-2. 「128ブロック以上離す」が安全ライン
では、どうすれば混線を防げるのか?
その答えは「ネザー側でのゲート間距離をしっかり確保すること」です。
具体的には、ネザー側で128ブロック以上離すことが推奨されています。
この「128ブロック」という距離は、ネザーゲートがリンク先を探す際の範囲が水平半径128ブロック以内であるというマイクラ内部の仕様に基づいています。
つまり、あるゲートA’から半径128ブロック以内に別のゲートがある場合、システムはそちらを優先して接続してしまう可能性があるということです。
例えばネザー内でゲートA’がX=100,Z=100にある場合、次のゲートB’はX=228,Z=100のように、少なくとも128ブロック以上離れた位置に設置する必要があります。
オーバーワールド側で考えると、ネザーで128ブロック離すためには、オーバーワールド側で約1024ブロック(128×8)離す必要があるということも覚えておきましょう。